代表取締役社長 稲畑 勝太郎

投資家の皆さまへ

 株主?投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 当社グループは、2021年3月期を最終年度とする4カ年の中期経営計画「New Challenge 2020」(略称NC2020)を推進しております。その3年目にあたる2020年3月期の進捗状況について、ご説明いたします。

 2020年3月期の連結ベースでの売上高は、6,003億円(対前期比5.4%減)となりました。利益面では、営業利益132億円(同5.7%減)、経常利益142億円(同0.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益114億円(同11.5%減)となりました。

 年度の前半は、売上高が伸び悩みましたが、利益面では、概ね順調に推移しました。しかし、年度終盤にかけての世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、中国をはじめとするアジア各国において合成樹脂事業などのビジネスの減速が顕著となり、NC2020 3年目の計画値に対して、親会社株主に帰属する当期純利益を除き、売上高?利益共に未達となりました。
 財務面では、財務の健全性を示す指標であるNet D/Eレシオが、2020年3月末時点で0.16となりました。同指標のNC2020 目標値は0.4以下で設定しており、財務基盤の強化は十分に達成しています。

 続いて、各事業の進捗状況をご説明します。
 情報電子事業は、主力の液晶関連のビジネスが、新型コロナウイルス感染拡大下においても中国のパネルメーカーの高稼働が続き、販売が伸長しました。OA関連も、好調だった前期に比較すると低調でしたが、利益面では計画比で、概ね順調です。情報電子事業の営業利益は、44億円となり、NC2020 3年目の計画値である42億円を達成しています。
 合成樹脂事業は、樹脂価格下落の影響により、売上高が伸び悩みました。しかし、利益面では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を特に中国で受けましたが、自動車向けなど高機能樹脂の販売が通期で堅調だったこともあり、営業利益が62億円となりました。これは、NC2020 3年目の計画値である56億円を大きく上回っています。
 一方、化学品事業と生活産業事業は、営業利益が計画比で未達となりました。化学品事業は、今年度より統合した旧住環境事業の低迷が主因です。計画最終年度に向けて、事業内の効率化を進め、販売力の強化を図っていきます。
 生活産業事業は、ライフサイエンス分野?食品分野ともに計画比で遅れ気味です。ブルーベリーなど注力する農業分野の育成を長期的な視点に立って進めてまいります。

 新型コロナウイルス感染拡大が世界経済に与える影響は大きく、計画の最終年度となる2021年3月期は、当社グループにとっても、引き続き厳しい状況が見込まれます。
 今後も長期ビジョンのありたい姿を見据えながら、NC2020の6つの重点施策を着実に実行していくことにより、収益基盤を一層強化し、継続的な企業価値の向上に努めてまいります。
 株主の皆様におかれましては、引き続き変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
2020年7月
代表取締役社長 稲畑 勝太郎

ご参考

NC2020 3年目の実績と計画値

2020年3月期
実績 NC2020計画
売上高 6,003億円 7,000億円
営業利益 132億円 145億円
経常利益 142億円 150億円
親会社株主に帰属する
当期純利益
114億円 110億円
Net D/E レシオ 0.16 0.4以下

長期ビジョンIK Vision 2030(2030年頃のありたい姿)

連結売上高1兆円以上、海外比率70%以上など

長期ビジョンと中期経営計画はこちら

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