2020年8月20日更新

プロファイル

稲畑産業株式会社は、情報電子事業と合成樹脂事業を柱とし、化学品、生活産業の4つの事業分野を手がける商社。世界17カ国約60拠点において事業を展開している。高度な専門知識を生かし、企画提案、ロジスティックス、製造?加工機能などを駆使して、グローバルに対応できる商社として、多様な顧客ニーズに応えている。
アジアを中心に製造加工拠点を持ち、顧客と密接にかかわることで、新商品の開発情報やマーケットのトレンドを早く掴むことが可能となり、商社ビジネス(trading)の拡大につなげる戦略を取っている。

2017年3月期セグメント別売上高?営業利益
(2020年3月期)
株価推移(2019年5月7日-2020年8月12日)

株式情報

(2020年8月12日)
株価
¥1,272-
発行済み株式数
63,499,227-
時価総額(百万円)
¥80,771-

投資ハイライト

新型コロナウイルス感染症の影響

20/3期実績は、売上高6,003億円、営業利益132億円、経常利益142億円、純利益114億円で着地。 情報電子事業?化学品事業は、新型コロナウイルス感染症の影響は受けなかった。生活産業事業?合成樹脂事業は需要減などによりマイナスの影響。
21/3期は、合成樹脂?化学品事業、分野別では自動車分野等、地域別では東南アジアでマイナスの影響が大きく出る想定。21/3期見通しは、売上高5,500億円、営業利益95億円、経常利益100億円、純利益85億円を計画する。新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き厳しい状況が見込まれるが、変化を捉え、商社機能を駆使して顧客の課題を解決することで、新たな環境で生まれる需要や市場を取り込み、収益の改善を図る。

財務の健全性と継続的配当

20/3期のネットD/Eレシオは計画値を上回り0.16。財務の健全性は一層高まっている。
株主還元は総還元性向30~35%を目安とする方針を掲げており、21/3期は減収?減益を想定しているものの、前期実績を維持し1株当たり53円の配当を予定する。

中期経営計画 注力分野への期待

中期経営計画 NC2020では、自動車、ライフサイエンス? 医療、環境?エネルギー、農業を含む食品の4分野に注力している。
なかでも、自動車分野における高機能樹脂販売の取組みは順調。7カ国7拠点に展開する樹脂コンパウンド事業を足掛かりとして、グローバルに部品メーカーとの取引が拡大している。21/3期は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界的な自動車生産の減少が見込まれるが、中長期的な視野で、取引先や商材を拡げシェア拡大を目指す。

NC2020の重点施策

コーポレート?ガバナンスの更なる強化

2015年より、指名?報酬委員会(任意)を設置。20/3期の取締役会評価は 自己評価を実施し、評価結果と今後の対応を開示。

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